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tp

概要​

tp は、エンティティをテレポートする ScriptEvent です。
座標、回転、ディメンションを指定してテレポートできます。

構文​

/scriptevent capi:tp <パラメータ>

パラメータ​

パラメータはJSON形式またはESON形式で指定できます：

{location=[x,y,z],rotation=[rx,ry],dimension=ディメンション名}
パラメータ説明必須
locationテレポート先の座標 [x, y, z]✓
rotation向き [rx, ry]×
dimensionディメンション名×

座標の指定方法​

  • 絶対座標: 100, 64, -50
  • 相対座標: ~10, ~, ~-5

使用例​

絶対座標へのテレポート​

指定した座標にテレポートします。

/execute as @a run scriptevent capi:tp {location=[100,64,100]}

相対座標へのテレポート​

現在位置からの相対座標にテレポートします。

/execute as @a run scriptevent capi:tp {location=[~10,~,~10]}

向きを指定してテレポート​

座標と向きを指定してテレポートします。

/execute as @a run scriptevent capi:tp {location=[0,64,0],rotation=[0,0]}

ディメンションを指定してテレポート​

異なるディメンションにテレポートします。

/execute as @a run scriptevent capi:tp {location=[0,64,0],dimension="nether"}

利用可能なディメンション:

  • overworld - オーバーワールド
  • nether - ネザー
  • the_end - ジ・エンド

スポーン地点へのテレポート​

スポーン地点にテレポートします。

/execute as @a run scriptevent capi:tp {location=[0,64,0],rotation=[0,0]}

ランダムな場所へテレポート​

マクロを使用してランダムな座標にテレポートします（-100～100の範囲）。

/execute as @a run scriptevent capi:tp {location=[<!calc=floor(rand()*200)-100>,64,<!calc=floor(rand()*200)-100>]}
→
Calc マクロ
../Macro/Calc

他のプレイヤーの位置へテレポート​

セレクターと組み合わせて、他のプレイヤーの位置へテレポートします。

/execute at @p[name=Notch] as @a[tag=teleport] run scriptevent capi:tp {location=["~","~","~"]}

注意事項​

  • エンティティに対して実行できます（ただし、エンティティはC-APIによるタグ情報やスコア情報を持っていません）
  • location パラメータは必須です
  • 座標は配列として正確に3つの値を指定する必要があります
  • rotation を省略した場合、現在の向きが維持されます
  • dimension を省略した場合、現在のディメンションが使用されます

関連項目​