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shoot

概要​

shoot は、発射物をスポーンして飛ばす ScriptEvent です。
矢や火の玉などの発射物を指定した方向に発射できます。

構文​

/scriptevent capi:shoot <パラメータ>

パラメータ​

パラメータはJSON形式またはESON形式で指定できます：

{id=エンティティID,nameTag=名前,fire=秒数,location=[x,y,z],vector=[vx,vy,vz],speed=速度,dimension=ディメンション名}
パラメータ説明必須
id発射物のエンティティID✓
nameTagエンティティの名前×
fire炎上させる秒数×
location発射位置 [x, y, z]✓
vector発射方向 [vx, vy, vz]✓
speed発射速度×
dimensionディメンション名×

使用例​

シンプルな矢の発射​

プレイヤーの前方に矢を発射します。

/execute as @a run scriptevent capi:shoot {id=arrow,location=["~","~1.5","~"],vector=[<!score=capi:direction_x>,<!score=capi:direction_y>,<!score=capi:direction_z>],speed=3}

炎上する矢​

999秒間炎上した状態の矢を発射します。

/execute as @a run scriptevent capi:shoot {id=arrow,location=["~","~1.5","~"],vector=[0,0,1],speed=2,fire=999}

名前付き発射物​

カスタム名を付けた発射物を発射します。

/scriptevent capi:shoot {id=arrow,nameTag=§c特殊な矢,location=[100,65,100],vector=[0,0,1],speed=3}

上方向への発射​

真上に発射します。

/scriptevent capi:shoot {id=arrow,location=[~,~,~],vector=[0,1,0],speed=2}

斜め方向への発射​

斜め上に発射します。

/scriptevent capi:shoot {id=arrow,location=[~,~,~],vector=[1,1,0],speed=2}

高速発射​

非常に速い速度で発射します。

/scriptevent capi:shoot {id=arrow,location=[~,~,~],vector=[0,0,1],speed=5}

相対座標での発射​

プレイヤーの目の高さから発射します。

/execute as @a run scriptevent capi:shoot {id=arrow,location=["~","~1.6","~"],vector=[0,0,1],speed=2}

ベクトルの説明​

ベクトルは実行前に正規化されるため、速度に影響しません。
方向のみを指定します。

注意事項​

  • id、location、vector は必須です
  • location と vector は3つの数値の配列である必要があります
  • speed のデフォルト値は 1 です
  • speed は 0 より大きい必要があります
  • dimension を省略した場合、実行者のディメンションが使用されます
  • fire はtickではなく秒数で指定します
  • ベクトルは方向のみを表し、速度は speed で指定します

関連項目​

  • spawn_entity - エンティティをスポーン
  • impulse - エンティティに衝撃を与える