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chatSend

説明​

プレイヤーがチャットメッセージを送信したときにトリガーされるイベントです。メッセージの長さや内容に関する情報を取得できます。

トリガータグ​

イベントがトリガーされたとき、プレイヤーに自動付与されるタグです。

タグ名説明
capi:chatこのイベントがトリガーされたとき、プレイヤーに自動付与されます。
chat:{メッセージ}送信されたメッセージがタグとして付与されます。

トリガースコア​

イベントがトリガーされたとき、自動で更新されるスコアボードです。

スコアボード名説明
capi:chat_len送信されたメッセージの長さ（文字数）です。
capi:chat_cntプレイヤーが送信したメッセージの総数です。（累積）

特殊機能​

  • mute タグを持つプレイヤーはチャットの送信がキャンセルされます。
  • mute:{メッセージ} タグでミュート時のカスタムメッセージを設定できます。
  • chat: で始まるタグは自動的に削除されます。

使用例​

基本的な検出​

長いメッセージを送信したプレイヤーを検出する例：

/execute as @a[tag=capi:chat,scores={capi:chat_len=50..}] run say 長いメッセージを送信しました！

短いメッセージの検出​

短いメッセージを送信したプレイヤーを検出する例：

/execute as @a[tag=capi:chat,scores={capi:chat_len=..5}] run tellraw @s "§cメッセージが短すぎます！"

チャット回数のカウント​

多くのメッセージを送信したプレイヤーを検出する例：

/execute as @a[tag=capi:chat,scores={capi:chat_cnt=100..}] run title @s actionbar "§6チャット100回達成！"

特定のメッセージの検出​

特定のメッセージを送信したプレイヤーを検出する例：

/execute as @a[tag=chat:help] run tellraw @s "§bヘルプコマンド: /help"
/execute as @a[tag=chat:hello] run say こんにちは！

プレイヤーのミュート​

プレイヤーをミュートする例：

# ミュートを設定
tag @a[name="PlayerName"] add mute

# カスタムメッセージ付きミュート
tag @a[name="PlayerName"] add mute:§cあなたは5分間ミュートされています。

チャット統計の管理​

チャット統計をリセットする例：

# 全プレイヤーのチャット回数をリセット
scoreboard players reset @a capi:chat_cnt

# 特定のプレイヤーのみリセット
scoreboard players reset @a[name="PlayerName"] capi:chat_cnt

メッセージ長に応じた処理​

メッセージの長さに応じて異なる処理を実行する例：

# 非常に長いメッセージ
/execute as @a[tag=capi:chat,scores={capi:chat_len=100..}] run tellraw @s "§cメッセージが長すぎます！"

# 適切な長さのメッセージ
/execute as @a[tag=capi:chat,scores={capi:chat_len=10..50}] run scoreboard players add @s good_message 1

チャットイベントを使った報酬システム​

チャット参加者に報酬を与える例：

# 10回チャットごとにポイント付与
/execute as @a[tag=capi:chat,scores={capi:chat_cnt=10}] run scoreboard players add @s points 1
/execute as @a[tag=capi:chat,scores={capi:chat_cnt=10}] run scoreboard players set @s capi:chat_cnt 0

# 初回チャットボーナス
/execute as @a[tag=capi:chat,scores={capi:chat_cnt=1}] run give @s diamond 1