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Commander-API イベント一覧

このドキュメントは、Commander-APIのalphaブランチの/src/events/にあるすべてのイベントのドキュメントです。

イベントの種類​

Commander-APIのイベントは、大きく以下の3つのカテゴリに分類されます：

  1. トリガーイベント - 特定のアクションが発生したときに一度だけトリガーされるイベント
  2. ティックイベント（スコアベース） - 毎ティック情報を更新するイベント（スコアボードで管理）
  3. ティックイベント（タグベース） - 毎ティック状態を監視してタグを付与/削除するイベント

トリガーイベント​

プレイヤーアクション​

  • buttonPush - ボタンを押したとき
  • chatSend - チャットメッセージを送信したとき
  • playerSpawn - プレイヤーがスポーン/リスポーンしたとき
  • playerLeave - プレイヤーがサーバーから退出したとき

ブロック操作​

アイテム使用​

  • itemUse - アイテムを使用したとき
  • itemUseOn - ブロックに対してアイテムを使用したとき

エンティティインタラクション​

飛び道具​

環境トリガー​

ティックイベント（スコアベース）​

プレイヤーの動き​

プレイヤーの状態​

経験値​

視線先の情報​

システム情報​

ティックイベント（タグベース）​

  • プレイヤー状態タグ - プレイヤーの様々な状態を監視してタグを付与/削除

    • 権限: isOp
    • 移動: isFlying, isGliding, isJumping, isClimbing, isFalling, isInWater, isOnGround, isSneaking, isSprinting, isSwimming, isSleeping, isEmoting, isRiding
    • プラットフォーム: isDesktop, isMobile, isConsole
    • グラフィック: isGraphicsSimple, isGraphicsFancy, isGraphicsDeferred, isGraphicsRayTraced

タグとスコアの命名規則​

タグ​

  • トリガータグ: capi:{イベント名} - イベントがトリガーされたときに付与
  • 詳細タグ: {イベント名}:{詳細情報} - イベントの詳細情報を含むタグ
  • 状態タグ: capi:is_{状態名} - 状態が真の間付与され続けるタグ

スコアボード​

  • 基本スコア: capi:{イベント名} - イベントのメイン情報
  • 座標スコア: capi:{イベント名}_x/y/z - 座標情報
  • その他スコア: capi:{イベント名}_{詳細} - その他の詳細情報

注意事項​

  1. タグの自動削除: イベントタグの多くはaddTagWillRemoveメソッドで付与されており、一定時間後に自動的に削除されます。
  2. スコアの倍率: 一部のスコア（velocity、viewDirectionなど）は精度のために値が倍率で保存されています。
  3. 設定による有効化: 一部のイベントは設定ファイルで有効/無効を切り替えることができます。
  4. プレイヤー検出: 多くのイベントはプレイヤーのアクションのみを検出し、他のエンティティのアクションは無視されます。

使用例​

複数のイベントを組み合わせた例：

# 飛行中のプレイヤーが高い場所にいる場合
/execute as @a[tag=capi:fly,scores={capi:location_y=200..}] run say 空高く飛んでいます！

# スニーク中で移動していないプレイヤー
/execute as @a[tag=capi:sneak,scores={capi:velocity_xz=..10}] run say こっそり隠れています

# モバイルでプレイしているプレイヤーがブロックを破壊
/execute as @a[tag=capi:mobile,tag=capi:break] run say モバイルでブロックを破壊しました！