NameTag マクロ
概要
NameTag マクロ は、エンティティのネームタグを取得するマクロです。
renameメソッドで名前が変更された場合、変更後の名前が返されます。
構文
<!nametag>
戻り値
| 実行者の種類 | 戻り値 |
|---|---|
| エンティティ | ネームタグの値 |
| ブロック | ブロックID |
備考
プレイヤーの元の名前（変更前の名前）を取得したい場合は、Name マクロを使用してください。
使用例
tellメソッドでの使用
自分のネームタグを含めて挨拶をします。
/execute as @a run scriptevent capi:tell Hello <!nametag>!
出力例（ネームタグが「Hero」の場合）:
Hello Hero!
renameとの組み合わせ
プレイヤーのネームタグを装飾して再設定します。
/execute as @a run scriptevent capi:rename §6[VIP] §r<!nametag>
出力例:
[VIP] Hero
actionbarでの使用
ネームタグをアクションバーに表示します。
/execute as @a run scriptevent capi:actionbar あなたの表示名: <!nametag>
出力例:
あなたの表示名: Hero
Name マクロとの違い
| マクロ | 取得する値 |
|---|---|
<!name> | 元のプレイヤー名（変更されない） |
<!nametag> | ネームタグの値（renameで変更可能） |
例
# プレイヤー名を「Hero」に変更
/execute as @a run scriptevent capi:rename Hero
# 元の名前を表示
/execute as @a run scriptevent capi:tell 元の名前: <!name>
# 出力: 元の名前: Notch
# ネームタグを表示
/execute as @a run scriptevent capi:tell ネームタグ: <!nametag>
# 出力: ネームタグ: Hero
変数からの移行
以前の変数構文からマクロ構文への変更:
| 旧構文（変数） | 新構文（マクロ） |
|---|---|
{nametag} | <!nametag> |
移行のポイント
旧構文の {nametag} は新構文の <!nametag> に置き換えるだけで動作します。
機能に変更はありません。